先日、大学時代の仲間の結婚式があり、人生で初めて山形を訪れた。
仙台に空路で向かい、そこからバスを使って山形入り。
小学生のころ、日本で最も高い気温(当時)は山形で観測されたと学んでいただけに、
この日も東北といえど厳しい日差しが降り注いでいた。
それでも、澄み切った青空は新郎新婦の心模様を表しているようにも思え、
暑ささえも2人を祝福しているようだった。
2次会まで参加した後、私にはどうしても会いたい人物がいた。
約束を取り付けていたわけではないが、会えると確信していた。
なぜなら、銅像だからだ。
勇ましいこの騎馬像は最上義光(もがみ・よしあき)さん。
最上家11代当主で全盛期を築いた大大名である。
旅行では必ずご当地の戦国武将らの銅像を探す“銅像愛好家”としては
一度お目にかかりたかった人物だ。
雰囲気は同じ騎馬像でも伊達政宗さん(仙台市)より
島津義弘さん(鹿児島・日置市)に似ている。
会話や握手をさせていただくことはできなかったが、
“山形の英雄”との出会いは一生忘れることはないだろう。
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